宮沢賢治の銀河鉄道の夜、ブルカニロ博士 | 千葉県市原市で建物に関する外壁塗装・塗装工事などは健想

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今日は銀河鉄道の夜について、少し触れたいと思います。

銀河鉄道の夜、読んだ事ありますか？

実はこの作品、色んなパターンがあるんです。

第一次稿から第四次稿までありまして、

登場人物が違ったりします。

主にブルカニロ博士が登場するかしないか

このように話の異なる作品が、1人の作家から、同じタイトルで読むことができると言うのも、宮沢賢治ならではでしょう。

普通作家は、こんな話にもしたかった、こんな人物もだしたかった。と言う逡巡を自分で決めたり、編集と決めたりし、最終的に一冊の本しか出版されない。

しかし、宮沢賢治の作品にはそれがある。だからこそ、このストーリーの変遷に、その期間に宮沢賢治の人生に何があったかを考えざるを得ない。

そうして、またひとり、またひとりと宮沢賢治の虜になっていくのでしょうね。

私は特に、ブルカニロ博士の最後の語りが好きなのです。

ここにほんの少しだけ紹介したいと思います。

ブルカニロ博士

『みんながめいめいじぶんの神さまがほんたうの神さまだといふだらう。けれどもお互ほかの神さまを信ずる人たちのしたことでも涙がこぼれるだらう。それからぼくたちの心がいゝとかわるいとか議論するだらう。そして勝負がつかないだらう。』

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工務店健想代表 森谷